物流センターの特徴
医薬品販売業許可証
以下の記事では、「ファルマーケットが薬機法をどのように解釈し、サービスを運営している」のか、法令への適合性を改めて、弁護士と共に確認した内容をご紹介しておりますので、よろしければご覧くださいませ。
適切な医薬品二次流通のカタチ~法令順守への挑戦~
設備について
薬機法に準じた自社倉庫
卸免許を取得するうえで、倉庫設備にはいくつかの構造要件が定められています。
・面積
当社倉庫の広さは1,000㎡以上あり、約3万個もの医薬品を格納することができます。物量が増えても、ゆとりをもって保管が可能です。
・換気設備
倉庫内は常時換気され、空調システムにより適切な室温・湿度に保たれています。
・照明
倉庫全体の明るさはもちろん、検品を行うスペースへはスポット照明を設置し、従業員が正確かつ快適な作業が出来るよう整えています。
医薬品の取扱いについて
トレーサビリティ管理体制
当社では、一日あたり数百個単位の医薬品を買取りしており、流通履歴は全てデータとして記録しています。
買取り時に、独自の管理番号を附番したQRコードラベルをすべての商品に貼付しています。
QRコードラベルの情報がデータベースに記録され、買取りした医薬品の保管場所や、商品の流通経路の追跡が可能となります。
専門廃棄業者にて適切な処理
ファルマーケットでは、買取り不可の医薬品を適切に廃棄しています。
使用できる医薬品も多くありますが、患者さんに安心してお渡しできる品質を担保するため、一定のルールに基づき、廃棄対象となる医薬品を選定しています。
廃棄対象品は、委託している専門業者に引き渡し、廃棄物処理法に基づくマニフェスト(産業廃棄物管理票)を発行しています。
引き渡した薬はすべてリスト化し、一定期間保管しているので、廃棄品のトレーサビリティ対応も万全です。
セキュリティについて
入室管理システム
倉庫の入退室は、管理システムに記録される仕組みになっています。
全従業員にICカードを配布しており、カードなしで倉庫内に入ることはできません。
来客者にはゲスト用のICカードで入室してもらい、退出時に返却してもらいます。
医薬品の貯蔵区域への入室者制限
医薬品の貯蔵場所は、関係者以外立ち入らないよう、作業場や荷物の受け渡し場所と区別する必要があります。(医薬品医療機器等法の施行規則158条)
そのため、当社では床に黄色のテープを貼り、貯蔵場所を明確にしています。