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【10月のイベント出展レポート】日本薬剤師会学術大会/次世代薬局EXPO

公開日:2022年10月31日
ファルマーケットでは、2022年10月に開催された『第55回日本薬剤師会学術大会』と『次世代薬局EXPO 東京』へ出展しました。会場の様子や内容について、参加レポートとしてお届けいたします!

イベント情報 

1.第55回日本薬剤師会学術大会

日程:2022年10月9日(日)、10日(月・祝)

会場:仙台国際センター

2.第3回次世代薬局EXPO東京

日程:2022年10月12日(水)~14日(金)

会場:幕張メッセ

日本薬剤師会学術大会とは

公益社団法人日本薬剤師会が主催する、薬剤師のための学術大会です。薬局・病院の薬剤師、薬学生、都道府県薬剤師会、医療関係法人が集い、現場での取り組みや調査・研究成果の発表が行われます。

特別講演や分科会を中心に、薬学生シンポジウムや医療関係法人を含めたセミナーも開催され、熱量高く学びを深めに参加される薬剤師や、別の薬局で働く薬剤師と情報交換する姿も多く見受けられました。

日本薬剤師会学術大会 会場レポート

今回は、現地とオンラインで同時開催され、リアルでの開催は2年ぶりとなりました。

会場は宮城県の仙台城跡・青葉山ふもとにある和モダンな外観の仙台国際センター。

仙台駅から電車で5分、国際センター駅から徒歩1分の距離にあり、アクセス良好でした。

仙台国際センターの正面入口。2日目はあいにくのお天気でしたが、連日朝から沢山の方が会場入りされていました。

会場に入ると、『仙台七夕まつり』で有名な『吹き流し』の飾りがお出迎え。毎年異なる地域で開催される学術大会ですが、会場ごとに地域の特色を感じる装飾や、ご当地商品の物販が行われるのも見どころです。

一角にポスター会場が設けられ、200点以上の展示がズラリと並んでいます。病院薬剤師、薬局薬剤師だけでなく学生さんも多く来場され、皆さん熱心にポスター発表やセミナーに参加されていました。今年は服薬フォローのワードが多い印象で、対人業務への関心の高さが伺えました。

会場入口正面にカケハシとファルマーケットの共催ブースがあり、沢山の方とお話をさせていただきました。

ファルマーケットのブースでは、『不動在庫・欠品リスクの解消』をご提案させていただきました。

弊社薬剤師の、学生時代の薬局実習指導教員もブースへ来訪され、カケハシが提供する電子薬歴サービス「Musubi」を初期の頃から利用して下さっていることに驚きました。実習当時は、紙薬歴が主体の店舗にお世話になっていたため、一生懸命に手書きしていたことが懐かしく感じました。

今回の大会テーマである『「結(ゆい)」〜地域と共に未来へ〜』には、2011年に東北地方へ大きな被害をもたらした東日本大震災が背景にありました。

その当時、宮城県で開催される予定であった大会は中止となり、それ以降、復興に向けて歩んでこられた11年間。災害時の医療現場における薬剤師の役割を再認識されたとともに、地域の人々や異業種の方々との繋がりの大切さや『結びつき』を強く感じ、復興から得た経験を『未来』へ繋いでいこう、という思いが込められているそうです。

2011年、ファルマーケットはまだ設立されていませんでしたが、震災当時、弊社の薬剤師も薬局で勤務していました。関東の薬局で、計画停電によってレセコンが使用できない中でも医薬品を提供していたことを覚えています。どんな状況でも医療を求める患者さまに提供し続けることの重要性を、改めて認識しました。

たくさんの人が助け合いながら復興に向けて歩んできたこと、今回の開催に至ったことを考えると、11年越しに宮城県で開催された学術大会への参加は大変感慨深いものでした。

今回の開催会場となった仙台国際センターは震災時、避難場所になっていたため、当時の災害支援の様子や、寄せ書きスペースも入口に設けられていました。

来年2023年の日本薬剤師会学術大会は、和歌山県で開催される予定だそうです。

今回、仙台グルメを楽しんで帰られた方も多いようですが、次回は海に面した和歌山で自然を堪能するのも良いかもしれませんね。

次世代薬局EXPOとは

病院・介護・クリニック・薬局向けの調剤機器や設備、サービスが出展し、薬局・ドラッグストアの経営者・管理者・薬剤師、医療関係の方々が来場される展示会です。

前回、2022年2月に大阪で開催された第3回次世代薬局EXPO大阪に次ぐ展示会で、約600社が出展する賑わいとなりました。

次世代薬局EXPO東京 会場レポート

同時に他のテーマでも展示会が開催されており、第1-3ホールの建物で行われている『医療・介護・薬局Week東京』内の第1ホールが、次世代薬局EXPOの会場です。入口でアルコール消毒と検温をしてから会場へ入ります。

会場へ入ると受付があります。事前の参加登録で届いた入場券のQRコードをタブレット端末で読み取り、来場者バッジを受け取って受付完了です。

2階から見た会場の様子です。次世代薬局EXPOが開催されはじめた2020年から今年で3回目を迎え、今回は来場者数も多く、今までにない盛り上がりを感じました。

今回カケハシのブースには、『ボイス』をテーマとして沢山の吹き出し型の装飾があしらわれました。利用薬局様の声を展示することで、ご来場いただいた方がサービスの特徴をイメージしやすく、親近感をもっていただけるように工夫されています。

ファルマーケットのコーナーでは、弊社オリジナルの『在庫管理テープ』をお配りさせていただきました。有難いことに大変ご好評いただき、用意した在庫があっという間になくなるという予想外の事態に...!ファルマーケットを知っていただき、沢山の方とお話しさせていただくきっかけになりました。

おわりに

10月は2つの展示会へ参加し、今までになく沢山の方々とお話をさせていただきました。

昨今の情勢もあり、実際に会場へ足を運ぶハードルもあるなか、ご来訪いただいた皆さまへこの場を借りて改めて、心より感謝申し上げます。

ファルマーケットは、登録からご利用までをWebサイト上で完結するというサービスの特性上、普段対面でご利用薬局様とお話しできる機会が多くありません。

そうした中で今回、「便利で使っている」「初めてお会いできてよかった」「Musubiは知ってるけどファルマーケットは知らない」「FAXは見たことはある」と、様々なお声を直接いただくことができました。

ファルマーケットを前からご存じで、今回の展示会をきっかけに興味を持ってくださる方や、ファルマーケットをご存じない方も多く、これを機により多くの薬局様の一助となれるよう、さらに精進していこうと感じる5日間となりました。

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