【令和6年度 薬価改定】新旧薬価の比較表を無料プレゼント【在庫リスクを減らす方法も紹介】
1. 新旧薬価比較表
2024年3月5日(火)に、4月1日からの 新薬価が公表されました。
Pharmarketでは、昨年に引き続き、新薬価と現薬価の比較表を作成いたしました。
ファルマーケットの会員/非会員に関わらず、全ての薬局様に無料でプレゼントさせていただきますので、薬局経営にご活用くださいませ。
【令和6年度 薬価改定】新旧薬価の比較表のダウンロードはこちら >
2. 3月末までにやるべき3つのポイント
薬価改定前に在庫整理をしたいけれど、何をすれば良いか具体的なイメージをもてない方も多いのではないでしょうか?
不動在庫リスクを減らすために ” いま ” すぐに、やるべきポイントをご紹介します。
先に結論から申し上げると、不動在庫リスクを減らす方法は、「損切りルール」をもうけ、「残す医薬品」と「売る医薬品」にわけて損を小さくすることです。
次の流れで、不動在庫のリスクを削減できます。
① 毎年、在庫評価をする
② 残すか手放すか、損切りルールを決める
③ 手放す医薬品を売る
ただ、一品目ずつ在庫評価をしたり、損切りルールを決めるのは、時間も手間もかかりますよね。
そこで新旧薬価比較表を活用し、手軽に上記の3点を実践する方法についてご説明します。
※「今すぐ不動在庫を売却したい!」という方は、ファルマーケットへの無料会員登録へお進みください。在庫管理に役立つグッズのプレゼントキャンペーンも開催中です!
① 在庫評価をする
昨年、一昨年から不動在庫になっている医薬品はありませんか?
薬価改定を何年か経験している医薬品は、すでに原価割れしている可能性があります。
「来局の可能性が低い医薬品を在庫し続けるよりも、赤字になる前に手放す」方が得策といえます。過去の薬価推移から、在庫リスクの大きな医薬品を洗いだしてみましょう。
新旧薬価比較表には、「過去3年間+今年の薬価」の計4年分を掲載しています。
増減率で降順に並びかえた際、上から順に在庫リスクが大きい=損失額が大きい医薬品となります。Excelの右列に、仕入れ時期と、割引率を当てはめてカスタマイズすると自分の薬局用のデータも作成できますね。
② 残すか手放すか、損切りルールを決める
残りの期限と過去の調剤履歴とのバランスをみて、売るべきものは売る、残すものは残すことが重要です。大きな損失を生まないためにも、「損切りルール」に則り、来局可能性があるならば想定来局数量分だけ残しておき、それ以外は売却するのが良いでしょう。
想定来局数量を算出するには、次の方法で導きだすことができます。
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過去に一日あたりに処方された数 = 処方実績錠数 ÷ 実績期間(日数)
×
残りの使用期限(日数)
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すると、その薬の何割が期限内に処方されるか予測ができるので、残す量に目星がつけられます。
カケハシのAI在庫管理システムを利用すると、最適な売り時、売る数量、残す数量をAIが計算し、おすすめ表示してくれるので便利ですね。
③ 手放す医薬品を売る
今回の薬価改定を受けて薬価は、全体の0.97%が引き下げとなります。
薬価改定前に処理するには、出品型サービスの場合、売れ残るリスクがあるので、買取型サービスへ売却するのがおすすめです。
ファルマーケットでは、『3月19日(火)物流センター到着分まで』を現行薬価にて買取させていただきます。
不動在庫の売却をご希望の薬局様は、お早めにお申込みくださいませ。
また、新旧薬価比較表は3月末までの在庫整理や、4月以降の購入計画にもお役立ていただけたら幸いです。
ご入用の際は、以下のリンクよりダウンロードくださいませ。
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■令和6年度 新薬価・旧薬価の比較表(ExcelファイルがDLされます)
・【 Excel 97 ~ Excel 2003 の方 】はこちら >
【補足説明】
・厚生労働省のデータを元に作成いたしました。
・速報版として作成しておりますので、お気づきの点がございましたらお問い合わせくださいませ。
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なお、「在庫評価」や「損切ルール」についてのより詳しい説明は、以前にPharmarketで開催したセミナー動画【薬価改定前に!今からでも間に合う不動在庫の解消法とは】で解説していますのでぜひご覧ください。