80のクリニックから処方箋を応需。不動在庫のリスク対策に購入サービスを活用。

公開日:2021年09月05日
80のクリニックから処方を受ける有限会社ケンコウファーマシー様。薬局の性質上、多くの薬剤を少量ずつ管理する必要があり不動在庫になるリスクが高い。ファルマーケットの購入サービスを活用することで、不動在庫のリスクを軽減している方法をお聞きしました。

有限会社ケンコウファーマシー 代表取締役 吉田行雄様

1.薬局概要

1960年に創業。お花茶屋の商店街を守り続けている


Q:御社についてお聞かせください。

私の薬局は、葛飾区お花茶屋の商店街に1店舗で運営しています。創業は1960年で、元々は薬剤師でもあった私の母が開設しました。商店街の道路は、現在みたくキレイに舗装されてなく、砂利道でしたね。

患者さんは地域の皆さまが中心で、月に70~80ほどのクリニックから処方を応需しています。1番近い病院さんでも全体の4割弱ぐらいですね。



Q:吉田先生の薬剤師としてのキャリアを教えてください。

もともとは、東京都福生(ふっさ)市にある米軍横田基地の横で、自分の薬局を開くところからスタートしました。土地柄、米軍さんを相手に薬を渡していたんですよね。あの当時の体験は、思い返すと貴重ですね。



Q:吉田先生はいつ頃からこちらで働かれているのですか?

平成11年ごろに私がこの薬局を継ぎました。母の代は分業前だったこともあり、OTCだけ扱ってたんですね。それが、1990年代だと思うけど、隣町にある病院から面分業の声がかかりまして。本格的に調剤も取り扱うようになりました。

取り扱い当時は1日の処方箋枚数は10枚ぐらいだったかな。それがだんだんと患者さんが増えてきたのと、母親の年齢的に負担も大きくなってきたタイミングで、代替わりしました。


2.Pharmarket(ファルマーケット)導入の経緯

ファルマーケットの購入サービスを、分割販売の代用に使えることが魅力

Q:サービスを知ったキッカケを教えてください。

2015年頃から利用してるから、当時ファルマーケットさんを何で知ったのかは覚えてないなぁ。たぶん、FAXかネットで調べたときに見つけたような気がします。

最初は医薬品を購入できることに魅力を感じて使い始めました。卸の分割販売がだんだんと縮小しているから、小分けで購入できる品目が少なくなってきていて。分譲小分けサービスの代わりとまではいかないけど、近い使い方をしています。


Q:購入だけでなく売却サービスも使ってみようと思った背景を教えてください。

いままでの不動在庫を整理する方法が手間だったことと、ファルマーケットさんが買取型のサービスだったことですね。

ファルマーケット利用前は、不動在庫の整理には薬剤師会の交換会を利用していました。しかし、複数の店舗に薬を渡すので帳票や在庫の管理が面倒だったり、買い手が見つからなければ結局は廃棄しなければいけなかったり、いくつか課題を抱えていました。

その点ファルマーケットさんは、ルールに合った薬を送るだけですべて買い取ってくれるから、管理する手間が少なく楽ですね。


Q:在庫はどのように管理していますか?

昔からずっと来ていただいてる患者さんが多いので、皆さんの顔と薬が全て頭に入っています。もう20年以上も、いわゆるかかりつけ薬剤師としてお薬を調剤していますからね。

来局の頻度も体にしみついているので、しばらくこない患者さんも分かる。そうすると不動在庫が目に付いてくるんですよ(笑)



3.Pharmarket(ファルマーケット)の活用方法

気に入ったポイントは、シンプルな使いやすさ。

Q:購入サービスの具体的な使い方を教えてください。

薬局で取り扱いのある薬が販売されていたら、在庫数を考慮したうえで購入しています。

処方箋を受けているクリニックの種類が多いから、いろんな品目を準備しておかなければならない。処方されている患者さんが1人しかいない薬も結構あります。なので、100錠包装で購入すると不動在庫になるリスクも高いから、なるべく少ない数量で揃えておきたいんですよね。

16時までに購入すると、翌日の午前中に届くスピードも満足しています。



Q:売却サービスの具体的な使い方を教えてください。

不動在庫がある程度たまったら売却しています。利用は無料ですけど、物流センターへ薬を送るための送料はかかってしまうので、一定量ためてから売却するほうが効率よいですもんね。

昔は他のサービスも使っていましたが、売却の申し込みや商品を送った後の管理が複雑だったので、利用をやめてしまいました。今はファルマーケットしか利用していないです。ファルマーケットさんは使いやすさがシンプルな部分を気に入っています。


Q:ファルマーケットを利用した率直な感想を教えてください。

ファルマーケットさんに売却するとき、商品情報や製造番号を入力する作業だけは、正直めんどうでしたね。その思いを担当の方に伝えたら『おまかせ査定』を教えていただいたので、次回からはそちらを利用しようと思います。

ファルマーケットさんの八重樫さんへ相談すると、ていねいに色々と対応してくれるので助かります。何か困ったときにはすぐ電話しちゃってます(笑)


4.Pharmarket(ファルマーケット)導入後の変化

お花茶屋商店街を末永く見守り続けたい

Q:ファルマーケットを導入して変化したことを教えてください。

不動在庫に対して、リスクの分散ができるようになったことは一番の変化です。

新規の患者さんがいらしたときに、処方内容によっては、どうしても不動在庫になりそうなケースがあるじゃないですか。ファルマーケットを使う以前では、廃棄することも覚悟して医薬品を購入してたんですよね。しかし今は、不動になってもファルマーケットへ売却することができる。出口戦略じゃないですけど、売却までセットで考えることができるので、経営的には安心感がふえました。



Q:最後に、ケンコウファーマシーの今後の展望についてお聞かせください。

うちの薬局は少人数で運営してるため、必要経費が少なくて済みます。そのため、患者さんが多くなくとも経営としては成り立ちます。なので、薬局の規模を広げていくというより、昔から通ってくださる患者さんを引き続き大事にしていくことが自分としてもあっていると考えています。

昔も今も、そして今後も、お花茶屋商店街の薬局として頑張っていきたいです。


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